OYACoの中井です。
少し前に、あるテレビ番組でこんな特集を見ました。
「大阪府の小学校でロボット掃除機導入か」
ルンバのような掃除機を導入し、掃除の時間をなくす方向で検討しているそうです。
小学校に掃除機を導入する話は昔からありますが、賛否どちらの意見もあります。
番組でも、
「無駄な時間が省ける」
とか、
「掃除の時間には教育的価値がある」
とか、意見が分かれていました。
さて、これについてどう思われますか??
ちなみに私は、どちらかというと反対(掃除は子どもたちでする方がいい)派です。
学校は子どもたちの学び舎なので、子どもたち自身が守り、発展させるべき。
それがゆくゆくは、“幸せな世界を築く人間づくり”につながると思うのです。
水が欲しくなったら、蛇口をひねるだけで手に入るのが当たり前。
でも、これは神様が与えてくれた当たり前ではなく、先人たちの努力の賜物なのです。
つい80年前までは、ほとんどの人が井戸で水を汲んでいましたからね。
そして50年後の世の中を作るのは、他でもない現代の子どもたちです。
何でもかんでも大人が与え、与えてもらうのが当たり前だと子どもたちを勘違いさせて、本当に世の中を担う大人に成長するのでしょうか?
掃除機を導入するのなら、こんなのはどうでしょう?
↓↓↓
①「掃除機を導入する or 今まで通り掃除する」
をクラス会議で決める。
②掃除機を導入するなら、
学校が用意したアルバイトにクラス全員で取り組み、
購入費用を子どもたちが用意する。
③導入後のメンテナンスなどは子どもたちが責任を持っておこなう。