中井です。
先日、とある保護者さまとネット質問箱であった会話をご紹介します。
Q:写真①の問題ですが、これはやはり2+4じゃなければ×でしょうか?
A:先生によるかもしれませんが、多分×になります。
Q:では、どのように説明して子どもを納得させたらいいでしょうか?
A:こういう時は2+4って書くものなんだよ!で十分です。
熱心な保護者さまほどお子さまをなんとか納得させようと、懇切丁寧に説明します。
ですが、小・中学生(特に低学年)にあまり説明し過ぎるのは逆効果です。
なぜなら小・中学生が習うことのほとんどが“定義”であり、“定義”はまず最初に受け入れるべきだからです。
例えば「あ」という文字はどうして「あ」と書くのか?と疑問に思ったとします。
書き方の由来などを説明してあげてもいいのですが、どのような説明をしようと「あ」は「あ」なので、まずは「あ」を受け入れるべきなのです。
経験上、勉強が苦手なお子さまは素直に受け入れるのが上手ではありません。
まずは定義を受け入れる。
その上で「なんで?」と感じたら、一緒に調べて理解を深めてあげましょう。
あまり説明ばかりに力を入れると、お子さまが屁理屈ばかり言うようになりますよ!